へい太郎の世界

薬や医学に興味のある方、臨床試験や治験を実施する研究者や治験コーディネーターの方、製薬企業やCROのモニターやメディカルライターの方に役立つ情報を更新していきたいと思います。
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「あるある大事典」の納豆ダイエットで捏造

前々から、この番組での健康によいものの紹介の仕方には度が過ぎる部分があると思っていたが、それがまさか捏造までしていたとは。

臨床試験にかかわる仕事をしている人であれば、たとえ番組で「○○が効く」と強調されていても、根拠となるデータに潜むバイアスの可能性とか、結果を一般化するうえでの限界を意識することができるだろう。

しかし、特に予備知識のない視聴者の多くは、○○が効くと言われたら素直に信じるものだと思う。

視聴者にとって、特に健康に関する問題は軽いものではない。
「この放送以降、スーパーなどでは納豆の品薄状態が続いた」との記事の内容からも、その影響力が伺える。

今回のような捏造はもっての他であるが、正しいデータを伝える際にも、これまでのエビデンスのレベルや一般化するうえでの限界点を平易な言葉で視聴者にしっかりと伝えることが重要ではないかと思うのだ。


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厚生労働省から治験活性化5ヵ年計画の案が出され、2007年2月9日までパブリックコメントを募集している。

「新たな治験活性化5カ年計画(案)」に係る意見募集について

その中の重点的取組事項(アクションプラン)の柱とも言える「中核病院・拠点医療機関の体制整備」については、パブリックコメントの募集が出されてすぐに、朝日新聞では朝刊の一面を飾っている。

新薬治験の重点病院、40カ所選定へ 厚労省

この他の重点的取組事項は、「医師、CRC等の人材の育成と確保」「国民への啓発と参加の促進」「治験の効率的実施と企業負担の軽減」であるが、どれも確かに大切なことだ。

5年後、どのように治験を取り巻く環境が改善されているのか楽しみである。

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朝日新聞でイヌの肥満治療薬を初認可 米FDAとうニュースを見た。

犬は飼い主に似るというが、まさに米国の”ヒトの”肥満の問題を反映しているのだろう。とても面白い。

FDAによると、理想体重を2割以上超えて肥満と認定されるイヌが米国には約5%いる。そこに至らないまでも20〜30%は太りすぎだという。ファイザー製薬は理想体重を5%以上超えたイヌが1700万匹いるとしている。関節や心臓に問題を抱える場合も多い。



FDAで認可というが、どのような審査がなされているのだろうか。
また、ペットに対する治療薬の売り上げとは、どのレベルなのだろうか。

製薬会社にいると、”動物にはよく効くのになぁ”という薬剤を多く目にするので、気になるところである。

動物の治療薬について詳しい方がいましたら、是非教えてください!

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製薬企業で新薬を開発していると、類薬に関する他社のプロトコールの内容やデータ(治験薬概要書の情報など)を知りたいと思うことがある。しかし、これらは当然ながらコンフィデンシャルであり、見る機会は殆どない。承認されて、ようやく概略が公開されるレベルである。

これに対して、治験を実施する先生やCRCの方は、様々なプロトコールや治験薬の情報を横並びに見ることができる。専門分野で治験を多く実施している医療機関では、その領域の治験薬の情報やプロトコールのテクニックが蓄積され、製薬企業から見ると喉から手が出るほどの情報を持っているのだと思う。

さて、プロトコールや概要書はコンフィデンシャルなものであるが、その内容が公開されることもある。

先日紹介したTGN1412のケースがそれにあたる。
(TGN1412の記事はこちら

TGN1412のケースは、英国で起きたことなので、LANCETが特に注目して特集しているが、記事の中のリファレンスにプロトコール概要書は引用されている。(フリーでアクセスできます)

ちなみに、TGN1412のケースに対しては、LANCETから以下の論文が出されている。

Establishing risk of human experimentation with drugs: lessons from TGN1412(The Lancet 2006; 368:1387-1391)

今回の事例に関しては、ICHで規定されている非臨床試験の実施に問題はなかったが、この中で著者は、非臨床データが十分とは言えない段階で実施されていること、必要な試験を組み合わせればリスクを最小限に抑えることが出来るとの見解を示している。また、12月23日号のLANCETに、この論文に対するいくつかのCorrespondenceが掲載されている。

興味のある方は参照してください。

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げっ歯類のペットを飼っていますか?
そのような人にとっては、最新号のNEJMに掲載されている以下の報告は興味深いものであろう。

ペットのげっ歯類と関連する多剤耐性 Salmonella enterica 血清型 Typhimurium(Multidrug-Resistant Salmonella enterica Serotype Typhimurium Associated with Pet Rodents

治験に関わっている人にとっては、げっ歯類は非臨床試験の毒性評価に必ず用いる動物として馴染み深いと思うが、げっ歯類とはつまり、マウス、ラット、ハムスターなどのネズミ目の動物のことである。げっ歯というだけあって、出っ張った歯が特徴的な動物種である。

この報告では、ハムスターなどのげっ歯類が人におけるサルモネラ菌の感染源の1つであることを示している。

僕もそうであるが、多くの人は、サルモネラ菌は食物を介して感染するものだと思い込んでいたのではないだろうか。

論文のディスカッションでも議論されているが、ハムスターなどのげっ歯類をペットとすることは、特に子供に対しては、サルモネラ菌の感染源として注意を払うべきであり、ペットやゲージなどを触った後には、石鹸による手洗いの必要性を強調している。

げっ歯類をペットとしているお家の方は、注意してください。

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「35歳までに必ずやるべきこと」を読んだ。

35歳までに必ずやるべきこと―運をつかむ人になれ(amazon)
35歳までに必ずやるべきこと(楽天)



この手の本は、読むと前向きな気持ちになるし、自分の今後に対して可能性を大きく感じることが出来るので、好きである。

これまで似たような本をくり返し読んでいているので、書いてある内容については”目からうろこ”的なものはなかったが、それでも実践しようと思っていたのに実践しきれていないことなどを思い出すことができ、気持ちが引き締まった。そして、また同時に、今後の仕事に対するモチベーションを改めて高めることができた。年初めの充電が完了した気分である。

・人生プラス思考。
・目の前の失敗、不運は、将来の自分の成長のためである。
・前悔しても後悔しない。
・日々武器を拾いながら成長し自分を高める。
・ケタ外れの努力が本当の努力。
・いくつになっても学ぶ姿勢を保つ。
・他人に尽くせば自分に返ってくる。

である。

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