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2004〜05 年の冬に,インフルエンザの不活化ワクチンと弱毒生ワクチンを比較する無作為化プラセボ対照試験を実施した.
大部分の流行ウイルスがワクチンウイルスに類似していなかったこのシーズンでは,不活化ワクチンと弱毒生ワクチンの絶対効果は,それぞれ 67〜77%と 30〜57%であった。
2004〜05 年のインフルエンザシーズンにおいて,大部分の流行ウイルスはワクチンウイルスに類似していなかったものの,不活化ワクチンは,健常成人において,検査により確認されたインフルエンザに起因する症候性疾患に対して予防効果を示した.
弱毒生ワクチンもインフルエンザ疾患に対し予防効果を示したが,不活化ワクチンと比べて効果が低かった.
Q.11: インフルエンザワクチンはどの程度効果があるのですか?
インフルエンザワクチンの接種により、インフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限にとどめることが期待されています。ワクチンの効果は、年齢、本人の体調、そのシーズンのインフルエンザの流行株とワクチンに含まれている株の抗原性の一致状況によっても変わります。
日本における研究では、65歳以上の健常な高齢者については、約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があったという報告があります。小児については、1歳以上で6歳未満の幼児では発病を阻止する効果は約20〜30%で、1歳未満の乳児では対象症例数が少なく、効果は明らかでなかったという報告があります。
なお、インフルエンザワクチンはSARSや高病原性鳥インフルエンザはもちろん、他のウイルスやその他の病原体による「かぜ」(かぜ症候群)には効果はありません。
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