げっ歯類のペットを飼っていますか?
そのような人にとっては、最新号のNEJMに掲載されている以下の報告は興味深いものであろう。
ペットのげっ歯類と関連する多剤耐性 Salmonella enterica 血清型 Typhimurium(
Multidrug-Resistant Salmonella enterica Serotype Typhimurium Associated with Pet Rodents)
治験に関わっている人にとっては、げっ歯類は非臨床試験の毒性評価に必ず用いる動物として馴染み深いと思うが、げっ歯類とはつまり、マウス、ラット、ハムスターなどのネズミ目の動物のことである。げっ歯というだけあって、出っ張った歯が特徴的な動物種である。
この報告では、ハムスターなどのげっ歯類が人におけるサルモネラ菌の感染源の1つであることを示している。
僕もそうであるが、多くの人は、サルモネラ菌は食物を介して感染するものだと思い込んでいたのではないだろうか。
論文のディスカッションでも議論されているが、ハムスターなどのげっ歯類をペットとすることは、特に子供に対しては、サルモネラ菌の感染源として注意を払うべきであり、ペットやゲージなどを触った後には、石鹸による手洗いの必要性を強調している。
げっ歯類をペットとしているお家の方は、注意してください。