へい太郎の世界

医学・薬・臨床試験・読書・子育てなどについて更新中
 
 
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最近の記事
カテゴリー
月別アーカイブ
治験の本

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

TOPへ

生物と無生物の間 

さんざん話題になっていたので、前々から読もうと思っていたが、これまで読めていなかった以下の本を読みました。


生物と無生物のあいだ(楽天はこちら)


薬の開発をしていると、分子生物学の基礎的な知識を最低限もつことが必要となるが、本書はまさに、これから分子生物学の基礎的な知識を学ぼうと思っている人に対する導入書としてもよいと思う。
なぜなら、この本を読むと、どうしてもDNAやら蛋白質の仕組みに興味をもってしまうからである。

この本の中で、ワトソンとクリックによるDNAの二重らせん構造の発見にまつわるエピソードが紹介されているが、その内容は今までの僕の認識を変えるものであった。

というのも、本書でも引用されているが、大学時代に読んだワトソンの「二重らせん」の話がまずは僕の頭にあったからである(この本も面白いです)。


でも、これはワトソン側からみた話だったのだ。

「二重らせん」に対して、「生物と無生物のあいだ」の著者福岡は

この本はまったくフェアではなかったのだ。著者ワトソンだけが、無邪気な天才という安全地帯にあって、他の人はあまりにも劇画化されすぎていた。複数の関係者が意義を唱えた。クリックでさえも不快感を表明した。・・・



と説明している。
たしかに、ワトソンがカッコよく、クリックが変人に書かれていた記憶があるなあ。

今回、本書を読んで、ワトソンに対する印象もかわりました。


さて、本書のメインの話ではありませんが、僕が驚いたことがひとつ。
それは野口英世について。

実は野口の研究業績は大したことなく、多くの結果は矛盾と混乱に満ちたものだったということ。野口はむしろ、へビィ・ドリンカーおおびプレイボーイとしての評判だったらしい。

彼の業績で今日意味のあるものはほとんどない。



とのことである。

うーん。

子供の頃、野口英世の伝記を読み、素晴らしい研究成果を残した人と刷り込まれていたので、拍子抜けである。


ちなみに、野口の破天荒な生身の姿として書き直した評伝として以下の本があるそうだ。

遠き落日(上)(楽天はこちら)

渡辺純一の本です。






スポンサーサイト

TOPへ

コメント















 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
 
http://heitaroworld.blog44.fc2.com/tb.php/135-106855e2
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
FC2カウンター
臨床試験の教科書
★モニターになる方へ
↓海外治験のモニタリングの参考書ですが、十分勉強になります
- 臨床試験モニタリングガイドブック
↓まず基礎という方はこちらから
- GCP治験とモニタリングの基礎知識
↓カルテの見方を知ろう
- 直接閲覧に必要なカルテの見方―日本医科大学公開講座
- カルテの読み方と基礎知識―Patient profile理解のための

★CRCの業務を学ぶ方へ
↓想定事例が豊富で、参考になること間違いなし。ただし、治験依頼者とは見解が異なる部分もあるかも。
- CRCのための治験110番Q&A〈2006〉
↓業務内容を知りたい方へ
- CRCのための治験業務マニュアル
- CRCのための治験支援業務ガイド
↓業務内容の他に病院ごとの研修制度もわかります
- 医薬品の臨床試験とCRC―これからの創薬と育薬のために

★CRCの認定試験を受ける方へ
↓どちらも試験対策の参考になります
- 新GCP準拠 医療機関の治験実務―CRC・治験従事者教育マニュアル
- 日本臨床薬理学会認定CRCのための研修ガイドライン準拠 CRCテキストブック


★統計解析を勉強したい方へ
↓統計解析に触れるための導入編としてお薦め!
- 統計学のセンス―デザインする視点・データを見る目
- バイオサイエンスの統計学―正しく活用するための実践理論
- 学会・論文発表のための統計学―統計パッケージを誤用しないために

↓どちらも基礎から本格的に統計解析を勉強したい人におすすめ!良書です
- 医学研究における実用統計学
- 医学研究のための統計的方法

★データマネージャーを目指す方へ
- 臨床試験データマネジメント―データ管理の役割と重要性

★メディカルライターを目指す方へ
↓名著!初心者の方はまずこちらから
- 理科系の作文技術
↓この2冊は英語ですが、手元に置いておく価値はあります
- How to Report Statistics in Medicine: Annotated Guidelines for Authors, Editors, and Reviewers (Medical Writing and Communication)
- American Medical Association Manual of Style: A Guide for Authors and Editors (American Medical Association Manual of Style)
フリーエリア
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。