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膵臓K(ギ) 

久しぶりに治験の話。

さて、モニターの方はよく知っていると思いますが、カルテを見る(直接閲覧)と、その表紙に傷病名という欄があり、疾患名が羅列されていいます。

その中で、よく「膵臓K(ギ)」といった記載があるが、果たしてこれはどういう意味なのか?
新人のモニターは迷うことがあるかもしれません。


昨日、「白い巨塔」を紹介した「白い巨塔」の主人公の財前は胃癌の手術の第一人者。
ということで小説では、癌に関する会話が頻繁に登場するが、癌のことをドイツ語のKrebs(クレブス)と言っている。
(英語のCancerはすぐに思い浮かぶと思いますが、ドイツ語はなかなかわかりませんね)


冒頭の質問の答えをいうと、「膵臓K(ギ)」とは「膵臓癌の疑い」という意味です。
「膵臓Krebsの疑い」があります、という意味合いのもので、このような傷病名を付けるのは、保険適応で膵臓癌のチェックに必要な検査を実施するためです(俗に言う保険病名です)。

このように、カルテの傷病名の欄には、その人の既往歴や合併症だけでなく、検査目的や何らかの投薬目的で便宜的に付けている疾患名などが混在しているのです。




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