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子供に音楽を 

小児が音楽の訓練を受けると、音楽に対して脳が刺激されるのに加え、記憶力が高まる可能性がある

このような報告があったと聞くと、子供に音楽を習わせようかと思う大家も多いかと思う。

記事から試験を要約すると以下のようになる。

対象:4-6歳の小児12名
期間:1年間
介入:音楽スクール入学(6名)、学校外で音楽レッスンなし(6名)
評価:脳の反応、記憶力

結果:
音楽レッスンを受けた小児は、レッスンを受けなかった小児よりも、以下の点で、優れていた。
・メロディーなどのリズム処理
・注意や音の識別にかかわる脳部位の反応
 (バイオリンの音に対するもの)
・非音楽的な一般的記憶検査の成績

結論:
小児が音楽の訓練を受けると、音楽に対して脳が刺激されるのに加え、記憶力が高まる可能性がある



さて、どのように解釈しますか。
僕の感想は、以下の通りです。

まず思ったことは、この記事だけでは情報が少なく、よくわからないということ。本気で解釈を試みる場合は、この原著論文を取り寄せる必要がある。

論文を手に入れたら、以下の点を確認しようかと思う

1.半数(6名)づつに振り分けているが、平等に振り分けているのか
(仮にレッスンを受けたい子6名と、受けたくない子6名を比べたとすると、差が出た原因は他にありそうだ)

2.記憶検査の成績は、音楽レッスンを受ける前は、同等であったのか
(音楽レッスンを受けるに関わらず、差があった可能性は?)

3.たまたま差が出たのではないか



1は、平等に分けないと何を評価しているのか解らなくなると言うことである。つまり、ピアノのレッスンを受けなくても、1年後、同じような差が出たのではないかとの疑いである。

2は、1にも通ずるが、1年後の差は既にレッスンを受ける前にあったのではないかとの疑いである。

3は、得られた成績の差が、本当に差があると言ってもよいのかという疑いである。例えば、2つのグループを比較するとき、全く同じ成績となることは稀であり、平均などを出すと、数字としては必ずどちらかが優れている結果となるものである。ただし、今回は、①リズム処理、②脳の反応、③記憶力のいずれも、ピアノレッスングループの方が優れているので、①~③の間には、関連はあるのかと思われる。

上記の疑問に対する答えの程度で、この報告の信じる度合いが変わるかと思う。


僕の結論

この情報だけではピアノレッスンが子供の脳によいかどうか解らないが、子供がピアノを好きで習いたいと言う気持ちが強い場合は、習わせてあげよう

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