へい太郎の世界

医学・薬・臨床試験・読書・子育てなどについて更新中
 
 
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最近の記事
カテゴリー
月別アーカイブ
治験の本

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

TOPへ

正直は最良の策 

科学者という仕事―独創性はどのように生まれるかを読んだ。

熱い本である。
この本は薬を開発するという僕の今の仕事に対しても大いに役に立つ内容であるし、大きな刺激も受けた。

本書では偉大な研究者達(アインシュタイン、ニュートン、チョムスキー、キューリー夫人ら)が引き合いとして多く登場している。
その中でもアインシュタインの引き合いの頻度は高く、アインシュタインの残した言葉も、かなりの数が引用されている。これがまた、心に残る(ちなみに、これに触発されてアインシュタインの本を読み始めたところだ)。

本書からは大いに触発されたので、本書の内容に関連した話題を後日取り上げたいと思うが、とりあえず今回は以下の”ことわざ”に注目したい。

Honesty is the best policy.
(正直は最良の策)

これは野口英雄も特に気に入っていた言葉とのことである。

研究の世界では、時として捏造という事件が世間を騒がせる。表ざたにならない捏造も残念ながらあるのだろう。僕が関わっている薬の開発の世界でも、過去、捏造という事件は少なくなかったようだ。

薬の開発(治験)で言えば、現在では規制も厳しくなり、あからさまな捏造はないと言ってよいと思う。しかし、捏造とはいかなくても、例えば薬を承認させたいという一心で有害事象を実際の発現よりも少なく見積もったりすることは、一歩間違えば起こり得ることだ。

でも、もしそのようなことをしても、結局は市販されて大勢の患者さんにその薬が使用されるようになると、本当のことが明るみにでるものである。そして、最終的には薬の承認は取り消され、会社は多大な損失を出すとともに、患者さんを犠牲にすることになる。何もよいことはない。


薬の開発こそ、人命に直結する仕事であるがゆえ、

Honesty is the best policy.
(正直は最良の策)

を心掛けたいものだ。

スポンサーサイト

TOPへ

コメント















 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
 
http://heitaroworld.blog44.fc2.com/tb.php/85-1217a003
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
FC2カウンター
臨床試験の教科書
★モニターになる方へ
↓海外治験のモニタリングの参考書ですが、十分勉強になります
- 臨床試験モニタリングガイドブック
↓まず基礎という方はこちらから
- GCP治験とモニタリングの基礎知識
↓カルテの見方を知ろう
- 直接閲覧に必要なカルテの見方―日本医科大学公開講座
- カルテの読み方と基礎知識―Patient profile理解のための

★CRCの業務を学ぶ方へ
↓想定事例が豊富で、参考になること間違いなし。ただし、治験依頼者とは見解が異なる部分もあるかも。
- CRCのための治験110番Q&A〈2006〉
↓業務内容を知りたい方へ
- CRCのための治験業務マニュアル
- CRCのための治験支援業務ガイド
↓業務内容の他に病院ごとの研修制度もわかります
- 医薬品の臨床試験とCRC―これからの創薬と育薬のために

★CRCの認定試験を受ける方へ
↓どちらも試験対策の参考になります
- 新GCP準拠 医療機関の治験実務―CRC・治験従事者教育マニュアル
- 日本臨床薬理学会認定CRCのための研修ガイドライン準拠 CRCテキストブック


★統計解析を勉強したい方へ
↓統計解析に触れるための導入編としてお薦め!
- 統計学のセンス―デザインする視点・データを見る目
- バイオサイエンスの統計学―正しく活用するための実践理論
- 学会・論文発表のための統計学―統計パッケージを誤用しないために

↓どちらも基礎から本格的に統計解析を勉強したい人におすすめ!良書です
- 医学研究における実用統計学
- 医学研究のための統計的方法

★データマネージャーを目指す方へ
- 臨床試験データマネジメント―データ管理の役割と重要性

★メディカルライターを目指す方へ
↓名著!初心者の方はまずこちらから
- 理科系の作文技術
↓この2冊は英語ですが、手元に置いておく価値はあります
- How to Report Statistics in Medicine: Annotated Guidelines for Authors, Editors, and Reviewers (Medical Writing and Communication)
- American Medical Association Manual of Style: A Guide for Authors and Editors (American Medical Association Manual of Style)
フリーエリア
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。