「あるある大事典」の納豆ダイエットで捏造前々から、この番組での健康によいものの紹介の仕方には度が過ぎる部分があると思っていたが、それがまさか捏造までしていたとは。
臨床試験にかかわる仕事をしている人であれば、たとえ番組で「○○が効く」と強調されていても、根拠となるデータに潜むバイアスの可能性とか、結果を一般化するうえでの限界を意識することができるだろう。
しかし、特に予備知識のない視聴者の多くは、○○が効くと言われたら素直に信じるものだと思う。
視聴者にとって、特に健康に関する問題は軽いものではない。
「この放送以降、スーパーなどでは納豆の品薄状態が続いた」との記事の内容からも、その影響力が伺える。
今回のような捏造はもっての他であるが、正しいデータを伝える際にも、これまでのエビデンスのレベルや一般化するうえでの限界点を平易な言葉で視聴者にしっかりと伝えることが重要ではないかと思うのだ。